2007/10/05(金)YMF7x4のドライバを入れるときに気をつけること

2007/10/04 27:19 PC(全般)
PCを組み直した際にサウンドがらみで不具合が発生していた。原因等に関して結論が出たのでメモ。

結果からいえば導入したドライバのバージョンミスだった。何を馬鹿な話と思われるかもしれないが、一応理由はある。

該当PCではDigital-XGというHoontechのサウンドカードを使用している。このDigital-XGには2バージョンあってYMF744チップを積んだ物とYMF754のものが存在しているのだ。

Hoontechのサイト(http://www.hoontech.de/download/soundcards.html#xg)のバージョニングがまたややこしい。YMF754用の物はRev.5245、YMF744用の物はRev.5244と続き番になっているように見える。
さらには、YMF7x4用で汎用に使えるドライバがまた似たようなバージョニングであるのだ。

さて、挿したカードにどちらのチップが載っているかは、ボードの実装をチェックしないとわからない。このわずかな手間を惜しんだ持ち主は、バージョンナンバーからの類推としてとりあえず一番番号が大きい物を入れておけば問題がないだろうと考えた。最近はVGAドライバなどでも共通配布することが多いからという思いこみがあったかもしれない。

結果起きたこと。しばらくは一見不具合がないように見えた。しかしそのうち動画や音声ファイルの再生中に突然ブッというノイズが入ることに気づいた。

頻度は数分~十数分に一度で定期的なようにも思えたため、しばらくはなにか計算能力を食うプロセスが原因であると思いこんでいた。プロセスモニタとにらめっこしていたらvsmon.exeがまたずいぶんとI/O食いだったものだからそっちに気を取られてしまい、サウンドドライバに原因があるとは気づかなかったのだ。

ある時、ドライバってどうだっけと思いついて、ボードのチップとドライバのバージョンをきっちり確認して入れ直してみたところ問題が解消した。つまりどうやらYMF744のDigital-XGにYMF754のドライバを入れていたらしい。過信してHoontechのサイトを確認せずに、ドライバを保存したフォルダからインストールしたのがいけなかった。Hoontechのサイトでまだドライバ配ってるとも思っていなかったし。

ついでに2chの7x4スレから、改造版ドライバ(カスタムinf)も入手。今回入れたのは純正ドライバだったけれど、そのうち実験することもあるかもしれない。

余談。良くマザーボードにオンボードでRealtekサウンドが載っているのだがRealtekの音は著しく耳に合わない。もう少し他の選択肢があればいいのになあとおもいつつ、やっぱり毎度Digital-XGを挿している。もうこだわる場合はUSBサウンドが主役になっていくんだろうけど。
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